Arduino IDE(ソフト)のインストール
Arduinoには開発環境としてArduino IDEがあります。つまりプログラムを打ち込む画面とArduino基板へ書き込みするための一体型ソフトです。無料でダウンロードできます。まずは導入までのざっくりとした流れです。
(1)PCにダウンロード・インストール
(2)Arduino IDEの日本語化
(3)USBドライバをインストール 互換品
互換品と書いてあるところはArduino純正品では不要です。
(1)PCにダウンロード・インストール
①公式サイトのSoftwareのページを開きます。
②右側のOSから自分の環境に合うものをダウンロード。今回はWindows11を例にします。Windows(Win10 and newer, 64bits)をクリック。
③寄付の画面が現れてちょっとびっくりしますが「JUST DOWNLOAD」から無料でダウンロードできます。会員登録の画面も出ますが気にせず「JUST DOWNLOAD」からダウンロード。今度こそ本当にダウンロード開始です。通常は「ダウンロード」フォルダに入るはず。
④.exeファイルをクリックしてインストールを開始しましょう。インストーラーが起動して、いろいろ聞かれますがこだわりがなければそのまま「同意する」「次へ」「インストール」の順に進んでください。完了を押すとArduino IDEが起動します。
⑤しかしまだArduino IDEのセットアップが続きます。「許可」と「インストール」の画面がたくさん出ますがざっくり読みながらすべて許可します。後半はUSBドライバなどのインストールです。下の画像になれば完了です。お疲れ様でした。
(2)Arduino IDEの日本語化
そんなに難しくありません。設定を変更するだけです。「File」→「Preferences…」
「English」を押すとたくさんの言語がでるので「日本語」を選択し、右下のOKボタン。
再起動がはじまり日本語表示になります。終わり。
(3)USBドライバのインストール 互換品
Arduino純正品をお使いの方には不要な作業です。互換品を買ってしまったあなたと私。必須事項になる可能性があります。まずは確認しましょう!USBケーブルでArduinoとPCを接続し、Windowsのデバイスマネージャーを開きます。
デバイスマネージャーの開き方
+([Windows]キー+[X]キー)を同時に押すと出てくる一覧に「デバイスマネージャー」があります。
ポート(COMとLPT)の欄をクリックすると現在USBでつながっている機器の名前が出ます。ここにそれらしきもの(上の画像だとCH340)があれば問題ありません。ないときはUSBドライバをインストールしなければいけません。すぐにArduino互換機についているUSBシリアル変換チップの名前を調べましょう。例えばCH340やCH341など。ネットだと購入したページに書いてあることが多いです。名前がわかったら「名前+ドライバ」で検索してインストールしましょう。
CH340やCH341のドライバWindows用
https://www.wch.cn/download/CH341SER_EXE.html
中国語のサイトですが上からダウンロードしてインストールできます
インストールが完了したらUSBケーブルを抜き差しして(つなぎ直して)デバイスマネージャーで再度確認してみましょう。ポートに名前が出れば完了です。表示されないときはWindowsの再起動も行ってみてください。これでもダメなときはドライバの入れ直し…。